鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
こんにちは!
さくらやま鍼灸接骨院(名古屋市昭和区)の谷澤です。
足の捻挫後にかなり多くみられるのがこの慢性足関節不安定症(CAI:Chronic Ankle Instability)です。
【CAIとは】
捻挫後12ヶ月経過しても、長期に渡って足首が緩くなってしまう状態で、2回目の捻挫や、痛みの原因になります。
CAIは3つに分類されます。
1.機能的不安定性
構造に異常は見られないものの、機能低下がみられるものです。
2.構造的不安定性
骨の位置異常など、構造に異常がみられるものです。
3.混合型
【原因】
明らかな原因は特定されていないものの、捻挫後のケア不足が一因と言われています。
以前こちらのブログで急性外傷の対象であるRICE処置について書きましたが、そのRICE処置の不適切なR(安静)やI(冷却)でなるとも言われています。
そのため、専門家のもとで安静にして良いか、しないといけないか、冷やして良いか、冷やしてはいけないかの判断が必要になります。
【骨折との鑑別】
捻挫段階で、骨折したかどうかは必ず鑑別しなければいけません。
骨折を放置して、慢性痛の原因になることがあります。
骨折の鑑別には「オタワ足関節ルール」という優れた検査法もあり、99.7%骨折していないか判断できます。
完璧な検査とはいえないので、
曖昧なものは必ずレントゲンを撮ります。
【CAIにならないために】
必ず捻挫時に適切な治療を受けましょう。
捻挫時に治療を受ける理由はCAIにならないためだけではなく、捻挫は治療によって痛みが緩和されることがあります。
【CAIになったら】
靭帯が伸びたことによるCAIの不安定性を改善することは難しいですが、神経機能や構造の変位が原因であれば、改善することができます。
もし、捻挫後に不安感や痛み、急に力が抜けるなどありましたら一度ご相談ください。
所在地:名古屋市昭和区桜山5丁目98-5 ふじもビル1F
電話:052-842-0550