鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
皆さんこんにちは!津島鍼灸接骨院(津島市天王通)の井亦です!
さて、3/13(日)はマラソンイベント
『名古屋ウィメンズマラソン』が開催されます。
大きなイベントなので各方面からの注目度も高いですね!
そこで、ランナーの方が悩まれるケガについてお話ししたいと思います。
ランナーといえば腸脛靭帯炎やアキレス腱炎、足底筋膜炎や肉離れ、コンパートメント症候群など様々な痛みに悩む方が多いですが
その中でも今回は“シンスプリント(過労性脛部痛)”についてお話しします。
まず骨というのは骨膜という膜に覆われています。そして筋肉が骨に付着していますがこの筋肉が硬くなったり、状態が悪くなると骨膜を刺激し痛み(骨膜炎)を引き起こします。
ではシンスプリントとは何か?見ていきましょう!
シンスプリントは下腿内側筋群の柔軟性低下やヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋が脛骨表面を覆う骨膜を牽引して微細損傷を起こし下腿内側(すねの内側)の痛みを発生させるものをいいます。
ランナーの発生頻度が高くその20%~50%に発生するといわれています。
症状としては下腿内側(脛骨)の圧痛、運動時痛が主症状でその人の運動量、身体形態によって程度が様々です。
鑑別疾患として疲労骨折などがありますが検査としてはMRIが有用です。
シンスプリントの場合レントゲンの変化がほとんど出ませんので
確定診断を行う場合はMRIにてチェックします。
MRI画像を見てみると
骨表面のみ高信号(炎症反応)変化があるものがシンスプリント。
骨髄内にも高信号変化があるものを疲労骨折と診断します。
(画像 標準整形外科学第10版より引用)
治療法としてはまず原因となる運動の制限をすること、急性期では安静が第一でアイシングやストレッチも重要となります。
症状が残っている状態での早期復帰は痛みを増強させたり、慢性化しスポーツはおろか日常生活動作にも支障をきたしかねません。
私たちは痛みに対しての治療、鑑別診断、身体の使い方のアドバイス等々、様々な方向から治療を行っています。
これから暖かくなりスポーツや日頃の運動など機会が増えてくると思います。
皆さんに楽しくそして元気に運動などに励んで頂きたいので
そのお手伝いが出来れば良いなと思います。
何かお困りの事があれば近くのハートメディカルグループにご相談ください!
ハートメディカルグループ 津島鍼灸接骨院 井亦秋成