鍼灸接骨院
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こんにちは。
もりやま鍼灸接骨院(名古屋市守山区)の粟屋です。
今日は前回私がお話した栄養学について、勉強した内容をご紹介します。
今回は、三大栄養素の一つである脂質の重要性についてお話しします。
皆さんは脂質=太るものと思い摂取することを極力避けていませんか?
特にダイエットをしている方は一番気にしているところだと思います。しかし、脂質にも身体にとって重要な働きがあります。もちろん、取りすぎによる身体への影響はよく知られていますが、実は不足することでも様々な影響がでてくるのです。
脂肪を気にして取ることを極端に避けている方はぜひご覧ください!
まずは、脂質の特徴や働きについてご紹介していきます。
①種類
・コレステロール ・リン脂質 ・中性脂肪 ・遊離脂肪酸
②特徴、作用
・脂質1gあたり9kcalのエネルギーを発生
・脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収を助ける
・胃での消化作用の抑制(胃の中の滞留時間が長い)
・生体膜の構成成分(細胞膜、筋膜、内臓膜など)
・皮脂による肌の表面の保
・膜と臓器の間に存在し動きを滑らかにする。
③過剰摂取、不足による身体への影響
・過剰摂取:肥満、脂質異常症、糖尿病、動脈硬化など
・不足:痩せ、筋膜炎、肉離れ、肌荒れなど
以上のように脂質もただ脂肪になるだけでなく身体にとってとても重要な働きをしています。脂肪を極端に減らすことで痩せるというメリットはありますが、反対に皮膚の表面を保護している皮脂と水分バランスの乱れにより肌荒れがおきやすくなります。
また、脂溶性ビタミンの吸収がされにくくなることで夜盲症、皮膚乾燥症、テタニー(痙攣)などが起こりやすくなります。そして、女性ホルモンは、ある程度の脂肪が無いと正常に働くことができません。
よって、脂肪も適切な量を摂取することが大切ということになります。
では、脂質の1日に必要な摂取量をお伝えしていきます。
脂質は1日に摂取する総エネルギーの20~30%必要と言われています。
例:一般成人女性の1日の摂取する脂肪の量(g)は
1日の平均摂取カロリー2200kcalから、
2200kcalの30%=733kcal(脂肪から得るカロリー)で
脂肪1gあたり9kcalのエネルギーが発生するため
733kcal÷9kcal=約81gとなります。
このようにして脂肪の1日の必要量が求められます。
ちなみに1日に必要な摂取カロリーは
標準体重(身長m×身長m×22)に25~30をかけた数字になります。
以上のことから脂質の働きや重要性、必要な摂取量がお分かり頂けたと思います。
脂肪も取りすぎた場合は体重も増加しますが、必要量までであれば体重も増えることはないですし、健康の面から考えても必要だということが分かります。
皆さんも脂肪を気にしすぎて健康面で悪くなることがないように必要な量はしっかりと取るようにしていきましょう。
次回はタンパク質の働きや重要性についてご紹介します。
ハートメディカルグループ もりやま鍼灸接骨院 粟屋