鍼灸接骨院
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今回は 「 経筋 (けいきん)」 について
お伝えしていきますね
鍼灸では 「 経絡 」 と
ともに重要な概念があります
それが
「 経筋 (けいきん)」 です
古代中国の医書 「 黄帝内経(霊枢) 」 では
経筋篇 として
経穴 や 経絡 とは
別の概念で記されています
この 「 経筋 (けいきん)」 とは
西洋医学でいう
筋肉・関節学に近い概念で
靭帯、筋肉、関節を含む筋肉組織と
その繋がりのことです
「経筋は経絡の気血によって滋養されている筋肉組織のことである」※2
と 「 鍼灸学 」にも解説があるのですが
経絡と同じように十二種類あります
しかし
未解明なところ部分も多いのですが
慢性的な筋肉や関節の症状に
経筋治療が効果をあげることも多々あります
西洋医学においても
筋肉、筋膜に注目している治療法があります
筋・筋経線 (アナトミートレイン) という考え方です
アナトミートレイン とは
英国のマニュアルセラピストの
第一人者であるトム・マイヤーズによって考案された理論で
身体中に張り巡らされた筋・筋膜の網が
トレイン(電車)のように上から下まで繋がっている様を現し
その筋・筋膜の網を通して
安定した姿勢や動作が得られているのかを
解明した理論とされています
ここで驚くのは
このアナトミートレインで示された筋・筋膜の繋がりが
経筋で示されたものと
殆ど同じなのです (=゚ω゚)ノ
二千年以上昔
現在のように解剖学も生理学も
発達していなかった時代に
経筋というシステムを発見していたのです!!
凄いですね
先人の知恵と観察眼には
頭が下がります m(__)m
凄いですね~
では今日はこんな感じでした!
またよろしくお願いします!
※参考文献
1、「いちばんわかる!東洋医学のきほん帳」伊藤剛著
2、「鍼灸学 基礎編」 日中共同編集
天津注意学院・学校法人後藤学園 / 編集責任
劉公望・兵頭明・平馬直樹・路京華 / 編集
学校法人後藤学園中医学研究室 / 訳