鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
こんにちは。
つしま中央鍼灸接骨院(津島市西柳原町)の長谷川です!
先日、姿勢が悪く頚部痛のある13歳の患者さんが来院され、問診時に症状についてお伺いした所、現在“心房中隔欠損症”の治療を医療機関にて受けているとのことでした。
そこで、今回は心房中隔欠損症について勉強しました。
疾患説明と注意点
右心房と左心房の間の壁である心房中隔という壁が、発生途中で、完成しなかった疾患を言います。先天性心疾患の約7%にあたります。
心房中隔に欠損があるため、肺から、新鮮な血液をもらって、戻ってきた血液が左心房から右心房へ逆流してしまいます。
通常は左心房から左心室に入り全身に送られるわけですから、大切な新鮮な血液の一部は身体に回ることができず、また肺へ戻ってしまうのです。つまり、少ない動脈血で全身を維持していることになります。
その為、成長する過程で骨、筋肉に十分な栄養が供給されず、成長障害や呼吸困難、運動能力の低下が起きます。症状には重篤なものから生涯たいした自覚症状もでないものまで様々です。
この疾患で特に重要なのが乳幼児期にはほとんど症状がないため発見されない事です。
子供が成長する中で「ほかの子と比べて痩せすぎている」「運動するとすぐ疲れてしまう」「姿勢がおかしい」「風邪をひきやすい」というところから発見されることや検診で偶然発見されることが多く、子供は自分の成長が遅い事を気にしてしまい、内向的になる傾向もあるそうです。
また、1~2歳を過ぎると自然閉鎖は難しく、心不全・呼吸困難が重度な場合は手術が適応です。
心房中隔欠損症は医療機関にて専門のドクターの指示を仰ぎ、治療が必要です。
しかし、接骨院に姿勢や運動に対して悩みがあり来院される患者さんの中には、こういった基礎疾患を持つ患者さんもいます。
私たちは接骨院の業務範囲だけでなく、一般臨床にも知識を深めてより多く患者さんの悩みに応え、力になれるように勉強していきます!
所在地:津島市西柳原町4丁目2-2
電話:0567-69-6481