鍼灸接骨院
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ハートメディカル の柔道整復師の奥谷です!
皆さん、膝の裏の筋肉って知ってますか??
今回、膝の痛みと関係があるとされている筋肉の一つ
膝の裏の筋肉、膝窩筋についてお話します。
膝窩筋とは??
膝窩筋とは、関節を包んでいる関節包に付着する筋肉。
膝を屈曲(曲げる)する筋肉です。
太ももやふくらはぎについている筋肉、ハムストリング、薄筋、縫工筋、
腓腹筋などは関節を二個またいで筋肉がついている筋肉ですが、
膝窩筋は1関節筋と言われ一つの関節しかまたいでいない、膝窩筋だけが
単関節筋なのです。
このことから、他の屈曲筋にはない別の機能があるかもしれないとも言われているんです。
膝窩筋の機能
① 足の内旋させることで膝の伸展の可動域を広げる
② 膝関節の動的安定性
③ 膝関節を曲げる
④ 膝窩筋が収縮することで膝の側副靭帯や十字靭帯、関節包などの
膝周辺の軟部組織へのストレスを減らす
⑤ 膝関節屈曲時に外側半月を後方へ引くことでインピンジメントが起こるの
を予防
インピンジメントとは?
インピンジメントとは膝の半月板が骨と骨との間に挟まってしまうことです。
膝窩筋は外側半月板とも癒合しています。
膝窩筋が収縮すると半月板が後ろに引っ張られるため、膝を曲げる時に半月板が後方に逃げることができるので、大腿骨顆部と脛骨顆部との間で挟み込まれるのを防げます。
膝窩筋が収縮不全が起きると半月板が挟まってインピンジメントが起こります。
膝窩筋と膝の動きの関係
膝関節は完全伸展位で膝が動かないよう、ロックされます。
ロックされた膝を曲げようとするとしたとき、膝窩筋が足を内旋させて
膝のロックを解除してくれます。
このことから、膝を曲げる時は膝窩筋を使うことが分かりますね。
また膝の回旋運動も制御しているので、膝を安定させるためには大切な筋肉です。
膝の内側に付着する筋肉とも膝の動きを助けているため
膝窩筋が硬くなったり、上手く収縮してくれないと膝の下内側に痛みが出る
鵞足炎や膝窩筋炎といった痛みを出すこともあります。
加齢などによる関節などの変形(退行変性)を含む体の機能異常によって、膝関節の不安定性が増大してしまいます。
そのため、膝窩筋が過剰に緊張してしまいその緊張が新たな機能異常を招いてしまうこともあります。
膝窩筋の緊張を取り、ちゃんと機能させてあげることで膝の動きがスムーズになります。
接骨院でのケア、自宅でのストレッチなどのケアをしっかりとしましょう!
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