鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
こんにちは。
おいせ鍼灸接骨院(名古屋市中村区太閤三丁目))の杉浦です。
本日は、橈骨遠位端骨折についてお話させて頂きます。
これは、前腕の2本の骨のうちの橈骨(とうこつ)が手首のところ
(遠位端)で折れる骨折です。
(発生機序)
手のひらをついて転んだり、自転車やバイクに乗っていて転んだりした
ときに発生します。
閉経後の中年以降の女性では骨粗鬆症で骨が脆くなっているので、非常に折れやすくなります。
若い人でも高い所から転落して手をついたときや、交通事故などで強い外力が加わると起きます。
子供では橈骨の手首側の成長軟骨板のところで骨折が起きます。
手の付き方や衝撃の度合いによっては、尺骨の先端やその手前の部分が
同時に折れる場合もあります。
(症状)
手首に強い痛みがあり、短時間のうちに腫れてきます。けがの仕方によって違いますが、手のひらをついて転んだあとでは食器のフォークを伏せて置いたような変形が見られます。
手がブラブラで力が入らず、反対側の手で支えなければならなくなります。ときには、折れた骨や腫れによって神経が圧迫され指がしびれることもあります。
(診断)
X線(レントゲン)検査等の画像診断で骨折線の確認を行う。
(治療)
先ず、手を指先の方向に引っ張ってずれた骨片を元に戻す整復操作を
行ないます。
整復後、ギプスやギプスシーネで固定します。
整復出来ない場合、手術が必要になります。
子供の骨折は、骨片の整復が不完全でも自家矯正力が旺盛で、骨の癒合も早いので通常手術を必要としません。
今の季節、雪の後など凍結した道での転倒などで発生しやすくなって
います。
雪の日の外出の際は十分ご注意下さい。
所在地:名古屋市中村区太閤3丁目3-12
電話:052-414-4766