鍼灸接骨院
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こんにちは。ハートメディカルグループ本部の伊藤です。
少しづつ暖かくなってきましたね。 お出かけも多くなりそうですね。
本日のテーマは肉離れ。
その中でもなぜ肉離れが起こるのかというところを説明してみたいと思います。
肉離れという言葉、よく聞きますが、いわゆる筋肉の損傷をいいます。
まず筋肉を別のものでイメージしてみましょう。
刺繍糸を思い出せるでしょうか?
僕らの時代には小学校の裁縫道具箱に入っていたのですが 笑
話を戻しますね。
一本一本の糸を筋繊維(きんせんい)と言います。
そしてある本数で束ねられたものを筋束(きんそく)または筋繊維束(きんせんいそく)といいます。
その筋束が沢山集まって筋膜という膜で覆われたものを筋肉と言います。
この筋肉は関節をまたいで骨にくっついています。
そのため収縮し長さが短縮すると関節が動くわけですね。
この筋肉は色々な機能があるのですが、運動に関することでいえば関節と協力して3つの働きをします。
① 動く
② 支える
③ 力を吸収、逃がす というものです。
この能力は個人によって違います。普段から運動しているひとはこの能力が高いわけですね。
しかし
運動不足であったり、 疲れがたまっていたり、 加齢で筋肉の繊維にしなやかさが失われていたり、寒さで血行不良になっていたりするとこの能力が落ちているわけです。
しかし、多くの人の頭の中の運動イメージは、調子がいい時、または若い時のイメージなんですね。
ですからそのイメージ通りに体を使用しようとします。そして神経はそのような信号を筋肉に伝えます。
すると
「こうしなさい」という神経からの指令と、「指令に対して対応する筋肉の能力」に差が出来るわけです。 結果 過剰な収縮をしてしまったり、 伸びなきゃいけないとき短縮してしまってしまったりして筋肉を損傷してしまうことになります。
これが肉離れです。
一般的にⅠ〜Ⅲ度まで度合いがあります。
一部の筋繊維をいためた位ならⅠ度。この程度ならまだ体は動くことができますね。
筋束レベルになるとⅡ度。これくらいになると動かすとかなり痛みますし内出血もします。
筋肉の半分以上切れてしまって触れると凹みがわかり、大きくはれ、出血も激しく、動かすなんてとても無理!!という状態はⅢ度になります。
まれに同じメカニズムですが、筋肉は切れずに骨の付着部を持ち上げてしまうこともあります。これは肉離れではなく、「はく離骨折」といいます。
それぞれによって安静度や治癒期間は違います。
運動量が急に増えるこの時期。
筋肉はまだ十分な運動ができる状態にないことが予測されます。
このことを理解し、ご自身の体の状態を感じながら、それにあわせてすこしづつ運動量や負荷を増やしていくことがとても大切です。
状態がわるい筋肉は 違和感や痛みとして感じ取ることができます。
そのサインを感じ取ったら ぜひお近くのハートメディカルグループの鍼灸接骨院にご相談くださいね。
【名古屋 鍼灸接骨】ハートメディカルグループ 伊藤真澄