鍼灸接骨院
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こんにちは。
もりやま鍼灸接骨院(名古屋市守山区)の粟屋です。
今回は三大栄養素の一つであるタンパク質についてお伝えします。
皆さんはタンパク質についてどのような事を知っていますか?
一番有名なものは筋肉の構成成分であるということです。筋力トレーニングをされている方は特に気にされていると思います。しかし、それ以外にも身体にとって重要な働きがあります。まずタンパク質の役割についてご紹介していきます。
① 構造的役割
身体の構成成分
・皮膚、腱、靭帯などに含まれるコラーゲン
・筋、毛、爪、皮膚などに含まれるケラチン
② 機能的役割
・血管内の物質の運搬(ヘモグロビン、リポタンパク質)
・生体防御反応(免疫グロブリン、フィブリノーゲン)
タンパク質にはこのような役割があります。また、働きとして1gあたり4kcalのエネルギーを発生させ、食べることで熱を発散させる効果があります。
このようにタンパク質にも様々な働きがあります。
次に必要な摂取量と取りすぎや不足した時の身体に起こる状態について説明していきます。
まず、タンパク質の必要な摂取量について
成人の男女では体重1kgあたり0.8gが必要といわれています。
例えば体重が60kgの男性の必要な摂取量は60kg×0.8g=48gとなります。
では、必要な量よりも取りすぎた場合と不足している場合で身体にどのような影響があるのか説明します。
過剰摂取
過剰なタンパク質は肝臓や腎臓で窒素に分解され、さらにアンモニアとなり排泄されます。なので、分解する量が多いと内臓に負担がかかります。負担が大きくなればその分
内臓から病気になることもあります。
また、過剰に取りすぎたタンパク質は脂肪として蓄えられることもあるので肥満にもつながります。
不足
血漿タンパク質であるアルブミンが不足する事によって血管内の水分を保持する力が弱くなり血管から水分が漏れ出すことで足や顔にむくみができます。
また、タンパク質はヘモグロビンを構成する栄養素の一つなのでタンパク質が減ることで
ヘモグロビンの数も減り、それによって体中に酸素を送る為の運搬能力が低下し貧血になります。
その他にもタンパク質の役割でご紹介したように身体の皮膚を構成していることから不足することで肌の乾燥やニキビ、そばかすの原因となることもあります。
このようにタンパク質は筋肉をつくるだけのものではなく身体を正常に保つためにも大きく関わっていることがわかります。
普段、トレーニングをされない方は脂質や糖質をよく気にされると思いますがタンパク質も身体にとって重要だということがわかっていただけたと思います。
何でもバランスよく取る事が大切ということですね。
皆さんもぜひ気をつけてみてください。
次回は糖質についてお伝えしたいと思います。
ハートメディカルグループ もりやま鍼灸接骨院 粟屋