鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
「 肝 」についてです
以前 五行説について
お伝えさせていただきました
これは古代中国の考え方です
自然界の5要素を人体の内臓器や
組織に当てはめてみたものになります
「 木・火・土・金・水 (もく・か・ど・ごんor きん・すい)」です
そして臓器を当てはめていくと
「 木(もく) 」・・・肝
「 火(か) 」 ・・・心
「 土(ど) 」 ・・・脾
「 金(きん) 」・・・肺
「 水(すい) 」・・・腎
となるというところまででした
なので・・・
今回は「 肝 」について
少しだけ詳しくお伝えしていきますね
「 肝 」とは、疏泄を主る
蔵血を主る・・・と、私達は習ったのですが・・・・
現代風に言い換えると
「 血液と自律神経を調節するところ 」と言えます
① 血液を体の中に溜め、適切な量を循環させる
② 精神を安定させる
③ 自律神経の調節・・・・内臓活動の促進、抑制の調節
精神状態の調節など
・・・全身に関係する機能があるとされています
もう少し詳しくすると・・・
精神活動の安定化、栄養素の代謝と解毒、骨格筋の調節、運動や平衡の制御などの
身体全体に関わる機能を持っています
感情面では「 怒りや驚き 」と関係があります
精神面では積極性や攻撃性、緊張などと関係があります
肝としての機能が広範にあるということは
異常がある時に表れる症状も様々あります
例えば・・・
神経過敏、イライラ、
じんましん、黄疸、月経異常、貧血、頭痛、肩こり、めまい
目の乾きや見えにくく感じること
筋肉のけいれん、腹直筋のひきつり
みぞおち部の腫れや痛みなどと関連性があるとされています
東洋医学では肝臓としての働きだけでなく
関連する生理機能も合わせているので
少し難しく感じるかもしれませんね
他の臓器についても
順次お伝えさせていただきます
よろしくお願いします
※参考文献
「いちばんわかる!東洋医学のきほん帳」伊藤剛著
「鍼灸学 基礎編」 日中共同編集
天津注意学院・学校法人後藤学園 / 編集責任
劉公望・兵頭明・平馬直樹・路京華 / 編集
学校法人後藤学園中医学研究室 / 訳