鍼灸接骨院
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「 五行説 」について
これは古代中国の考え方です
自然界の5要素を人体の内臓器や
組織に当てはめてみたものになります
「 木・火・土・金・水 (もく・か・ど・ごんor きん・すい)」です
なんじゃそれ??(@_@)
みたいに感じるでしょうね
それぞれ少しご説明させていただきます
この学説では、「 相互に生み出し、相互に制約する 」
という関係によって
全ての物質世界の運動と変化を説明しています
そして
人体の生理、病理活動
そして環境との相互関係の
理論的根拠にしています
また診断や治療面においても重要な役割を担っています
それぞれの性質を少しご説明させていただきますね・・・
「 木(もく) 」・・・木のようにのびやかに四方に広がる
「 火(か) 」 ・・・火のように熱く、物を燃やす
「 土(ど) 」 ・・・土のように、生物を生み出す豊潤さどっしりとした濃厚さ
「 金(きん) 」・・・金属のように形が従順に変化できる
「 水(すい) 」・・・水のように潤いを与え、物を冷やして流れる性質
相互に生み出す=相生関係
相互に制約する=相剋関係
相性関係とは1つの要素が次の要素を生み出す母子関係のことです
例えば・・・
木は火を生み
その火は土(灰)を生みます
土の中から金属は取り出せれる・・・
相剋関係とは1つの要素が別の要素をやっつけて抑制させてしまう関係です
例えば・・・
木は土を崩してしまいますが
木は金(金属製の斧)で切られてしまいます
こんな感じです
少しこじつけな気がしないでもないですが・・・
このように習いました(=゚ω゚)ノ
「 五行説 」は,「 陰陽思想 」(4/21付けのブログに載ってます)と共に
医学にも取り入れられて
古代中国の書籍
「黄帝内経(こうていだいけい)」では
人体の臓腑、組織、器官に当てはめていきました
例えば・・・
「 木(もく) 」・・・肝
「 火(か) 」 ・・・心
「 土(ど) 」 ・・・脾
「 金(きん) 」・・・肺
「 水(すい) 」・・・腎
こんな感じです(#^^#)
我々鍼灸師はこのような勉強をしてきました
もちろん西洋医学も解剖学、生理学、運動学などを始めとして基礎医学も同じように勉強してきています
そして国家試験を受けて合格してきていますので
皆様のお体をしっかりと診ること、治療することができるのです(#^^#)
これからもご安心して
治療にきてくださいね!
※参考文献
「いちばんわかる!東洋医学のきほん帳」伊藤剛著
「鍼灸学 基礎編」 日中共同編集
天津注意学院・学校法人後藤学園 / 編集責任
劉公望・兵頭明・平馬直樹・路京華 / 編集
学校法人後藤学園中医学研究室 / 訳