鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
こんにちは!
もりやま鍼灸接骨院(名古屋市守山区)の谷川です。
前回、五十肩が大好評でしたので続いて外反母趾について調べました。
外反母趾とは、足の親指の付け根が突出し、小指側に曲がる変形した状態です。
足趾の変形は、年齢を積み重ねることにより増加してきてます。
原因としては、遺伝や性別、足趾の長さまたは、靴が原因だといわれています。
その中でも、靴のサイズが合わない為に起きるケースが最も多い原因だといわれています。
症状が悪化すると、疼痛により立ち上がりや歩行障害を起き、重症化すると日常生活動作でも困難になり、転倒のリスク増大が拡大します。
「症状」
・関節の内側が突出している
・第2指に指が入り込み、アーチが低下して第2・第3指の中足骨基底骨に胼胝を形成する。
※アーチとは何か?
足部には、縦アーチ(内側、外側)、横アーチの3種類あります。この役割が荷重、分散、吸収し、また各方向での推進力を働かせる役目があります。
A:内側縦アーチ B外側縦アーチ
AB間 横アーチ
・背側骨間筋に萎縮を起こしやすい。
「その後の影響」
↓
・足の捻じれで0脚になりやすい
・全身へのアライメントの崩れが出る。
・アーチが機能しないため荷重、分散ができない。
・足趾でバランス機能がうまくできなく、各方向への推進力での蹴りだしが出来ない。
・重心移動がうまくできない。
変形の分類
軽度・中度・重度
軽度・中度
A健常 9°~15°
B外反母趾16°~20°
※赤矢印 中足骨 点線 拇趾の基底骨
重度
HV角
外反母趾 20°以上
「治療」
保存的に矯正体操や装具療法を行う。軽度、中度
これ以外になると、変形が進行して重篤化したものは手術となります。中足骨の頚部の骨切りをするMitchell法が行われます。重度
軽度・中度の場合は骨格筋を鍛えることにより、変形と増悪の予防が出来ます。その矯正体操をご紹介します。
1)後脛骨筋エクササイズ
股関節はあぐらをかき、足首は伸ばします。足の内側でゴムバンドを引っ張ります。
※内側縦アーチの形成の機能強化を促す。
2)腓骨筋腱リリース
長・短腓骨筋の走行に沿って圧迫し、足関節の底背屈を行う。
※骨の配列を整えるために長・短腓骨筋の過緊張や柔軟性の低下の改善が必要となる。
3)横アーチに対するエクササイズ
弾力性のあるボールを把持し、つかむ動作を繰り返す。各10回行う。
※内在筋を鍛えることで横アーチを形成を促進する
4)スクワッティング
A立位
B中腰姿勢
タオルを巻いたものを足裏の中央部に挿入し、スクワットを繰り返す。
※立ち上がり動作における下肢機能向上を図る。
※何かお困りのことがありましたら、いつでもご相談ください。
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