鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
こんにちは!
もりやま鍼灸接骨院(名古屋市守山区)の谷川です。
最近の来院患者さんで、肩の痛みを訴える人が増えています。特に理由はありませんが、接骨院あるあるです。特に四十肩、五十肩が多いので、今回、「五十肩」について調べてみました。
まず、五十肩とは、50歳代を中心にした中高年者に多い肩関節の炎症です。明らかな外傷もなく生じ、疼痛と関節拘縮を主徴候とする病態をいいます。
肩関節には、関節窩に対して骨頭は大きいので、不安定な状態です。それを補う為に軟部組織(筋肉、関節包、靭帯)で補強しています。不安定な分、他の関節より可動域が広い点が挙げられます。
いろいろと説はありますが、年齢を重ねるごとに、軟部組織である上腕二頭筋、腱板(肩甲下筋、小円筋、棘下筋、棘上筋)の変性、肩峰下包や肩関節の炎症や病変が生じ、関節包が短縮して、肩甲上腕関節に疼痛と運動制限が見られ、機能障害が生じます。
「症状」
・肩関節でのあらゆる方向に対して運動制限みられます。可動域で制限されやすいのが、特に外旋動作です。よって結髪動作ができにくい。
・寒冷時、夜間に強い。
・上腕や肘にかけて放散痛を伴うことがある
・腱板(肩甲下筋、小円筋、棘上筋、棘下筋)に拘縮を起こしやすいです。
「所見」
痙縮期⇒拘縮期⇒回復期に分けられます。
痙縮期とは、痛みの為に肩の動きが制限されている時期
拘縮期とは、肩関節を構成している軟部組織に拘縮が起きている時期
回復期とは、疼痛の軽減と可動域が改善する時期
「治療」
生活指導、温熱療法、運動療法の3つが主体となります。
生活指導では、三角筋のコリ感や筋の癒着をほぐすために、全体を揉みほぐすように伝え、可動域の向上を目指します。
温熱療法は、基本は患部を温め、血流を改善し、柔軟性の向上を目指します。
運動療法は、
・ストレッチ
・筋力強化
・体操
の三つが重要になります
今回は自宅でもできる体操を紹介します。
Aゴットマン体操
前かがみの姿勢となり(立位でも可)、患部に1キロほどの重りをもって大きく肩を動かす。
内回し⇔外回し 前⇔後 をそれぞれ行う。 各10回
B 屈曲運動
① 健側の手で患側の手首を持つ
② 患側の腕を天井に伸ばす。その際に健側で抵抗を加える。
C 内旋運動
健側の手で患側の手首を持ち、背骨に沿って引き上げる。
痛みなく、動ける範囲で行ってください。
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