鍼灸接骨院
- 月間15,000人が来院!その人気の秘密は「根本改善」
- 交通事故専門院として当院が認定
- 丁寧な施術とカウンセリング、女性スタッフ在籍
こんにちは。
自由ヶ丘鍼灸接骨院(名古屋千種区)の村瀬です。
今日は下肢静脈瘤についてお話していきたいと思います。
・下肢静脈瘤とは
手足の静脈には、逆流防止のための弁がついており、血液が心臓に戻りやすくなっています。この弁の働きが悪くなって逆流が引き起こされたり、太い静脈が詰まった場合、静脈圧が高くなります。このような理由で、皮膚に近い部分の静脈が太く長く膨らんでくるのが静脈瘤であり、そのほとんどは足(下肢)に生じます。
明らかな原因が不明のものと、最近注目を浴びている深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)の後遺症として起こるものがあります。日本人では40%以上の頻度でみられるとされ、日常、最もよくみられる病気のひとつです。
特に高齢の方、女性に多くみられ、リスク因子として家族での発症や立ち仕事の関与などが知られています。
・症状
軽度のものでは、重苦しい感じ、だるさ、痛み、むくみなどの症状があらわれます。美容上の観点から気にされる方もいらっしゃいます。さらに症状が強くなると、皮膚に変化が生じ、色素沈着(皮膚の色が黒っぽくなる)、皮膚硬結(皮膚が硬くなる)、血栓性静脈炎(静脈の炎症)、皮膚潰瘍(皮膚が崩れえぐれたようになる)まで多くの症状があり、放置すると少しずつ悪化していきます。
・治療
基本的な治療として、長時間の立ち仕事や座位を避ける、足を上げて休憩する、マッサージを行うなど日常生活の改善や、弾性ストッキング着用による圧迫療法があります。
血液の逆流が強い場合は、一般的に手術が実施され、手術法として、逆流が起こっている静脈を抜去するストリッピング術、静脈を縛ってしまう高位結紮術があります。現在では、レーザー焼灼術が保険適用となり、日本でも盛んに行われるようになっています。
ここでご紹介した治療法には、
それぞれに利点があり、また適した患者さんが異なります。
治療法の選択にあたっては、患者さんの症状や状態、さらには活動度やご本人の希望も考慮に入れて決定しますが、組み合わせて行うこともあります。
自由ヶ丘に来院される患者さんの中にも下肢静脈瘤の方が多くおられます。
下肢静脈瘤は良性の病気であり、肺塞栓症(血の塊が肺の血管に詰まる)が引き起こされたり、重篤な状態となることはかなり稀といえますが、
適度な運動、ストレッチを行い予防にしていきたいですね。
所在地:名古屋市千種区自由ヶ丘2丁目10-25
電話:052-753-2112